ノベルゲームの遊び方(2)

自作紹介

誤植も修正し、最終版をアップロードしたので、
再度、自作を紹介しながら、
ノベルゲームの遊び方(ゲーム攻略のヒント)をお伝え致します。

空蝉通り喜多探偵社 ーチベット文字の秘密ー

これが、タイトルページです。

「はじめから」をクリックすると、
黒い画面が登場し、左上に
「タップしてスタート」の文字が
表示されます。
ブラウザ(PC)なら、
この文字をクリックしてください。

◉ 物語の始まり

この作品は、音が鳴ります。
チベット語の発音はもちろん、鳥の声も重要な意味を
持ちます。

始まりのBGMは、チベットとは全く関係のない、
中世ヨーロッパを思わせる華やかな舞踏曲風の楽曲を
選びました。
(感謝します!『華めく王都』by KK、Dova)
理由は、ワクワクする曲だったから!

私自身は、中世音楽やケルト音楽を好むため、
そう言った傾向を使えば、
何度も「デバッグ←→修正←→再生」を繰り返す
根気のいる作業も飽きません。
・・・好みじゃない音楽を使うと、
結局、聞くのがイヤで飽きちゃうから。


始まりの画像はこのような感じーーー

下方の透過した黒いエリアが
物語(ノベル)の部分です。
これが、ノベルゲームの典型的なスタイルになります。

文章の最後をよく見ていただくと、
白い点が見えると思いますが、
あれは、実際には上下にぴょんぴょん飛び跳ねています。
それは「ここをクリックしなさい」という合図なのです。

実は、「タップしてスタート」の文字の最後でも
白い点が飛び跳ねていたはずです。
文章全体をクリックしても次の場面に変わりますが、
あの白い点のあたりをクリックすれば
次のセリフ(あるいはシーン)に移る、という
ノベルゲームの「お約束」の印です。

以前にプログラミング学習をしていた
テクノロジア魔法学校の学習スタイルも
ノベルゲームだったので、そこでは親切に
「ここをクリックしなさい」などの指示があり
その中でノベルゲームという形式を
(それがノベルゲームだとは知らずに ^_^;;;)
体で覚えていきました。
それで、ティラノビルダーにも
馴染みやすかったのかもしれません。

◉ チベット文字に馴染もう!

私のゲーム制作の最終目標は
チベット語古典文法が覚えられる」ことですが、
前々回に書いたように、
「覚える」ことが敬遠される場合があります。

そのため、「はじめの一歩」の「文字」についても
随所に「写本」と称した
「チベット文字 ー ローマ字対応表」
が見られる機能(ボタン)をつけました。

上の「写本表示」同様、
8月末にアップロードしたヴァージョンから、
大きく変更したのはこの部分で、
とにかくチベット文字に馴染んでもらうため、
文字のアイコンをクリックすると、
チベット語の音声が聞こえ、
対応するローマ字が表示されるようにしてみました。
「文字は覚えなくていい!」
をモットーに。

これはゲームの準備運動のような感じで、
クリックして音を聞いて、遊んで馴染んで頂きたいからです。

シューティング以外のゲーム、
特に謎解き型のゲームだと、一般的に
登場したコトやモノなどのメモ書きをして
シーンごとにあれこれ探りながら進んだりしますが、
「チベット語を知りたい」人の中には、
ゲーム自体に不慣れな人もいることを想定し、
メモ書きなどしなくても遊べるように
工夫してみました。
勿論、チベット文字とローマ字の対応表を
自分で作ってみると、
ゲームの進行も格段に早いとは思うのですが。

このゲームは「チベット文字に馴染む」ことを
目的としているので、
覚えなくても、遊んでいるうちに
文字の形を覚える・・・

ようになったらいいな、と
それだけを考えて作っていきました。

とはいえ、チベット文字の30字に馴染んだら、
チベット文字をめぐる探索型(風な)ゲーム
始まりますーーー。

疲れたら一休みの「SAVE」(保存)

◉ 裏技の「チャレンジ」

チベット文字のローマ字表記を当てるシーンでは、
ところどころにボーナスポイントならぬ
「母音」プレゼントがあります。
(そうとしか言えない・・・)

ここには、変数でポイント獲得機能などを
付けようかとも思ったのですが、
第一作はとにかく簡潔に最後まで完結させよう、ということで
あまり複雑な機能はつけませんでした。

チベット文字を知っている、とか
繰り出される問いに一々答えるのが面倒くさい場合(!)、

「チャレンジ」ボタンを押せば、
次の文字に進みます。

(ペナルティはありません。)
「チャレンジ」だけ押し続ければ
「対応する石を探す」シーンは最速で進めます。
・・・が、その先でいろいろ困るかもしれません。
(困らないかもしれません・・・)


◉ 一休みの「SAVE」と「つづきから」

なるべく飽きない長さのゲームを目指しましたが、
途中で疲れてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、
ティラノビルダーの備え付けの機能の「SAVE」を使って下さい。
これが、タイトルページの「つづきから」
関連します。

例えば、選択するシーンまで来たとしましょう。

分岐ボタンは、「犬にあげる」「あげない」です。
このシーンでひと休みしたくなったとします。
その場合には、右下の角あたりを見ていただくと、

このような横棒が3本並んでいます。
ここをクリックしてください。
すると、下のような画面に遷移します。

ここで、一番上の「SAVE」をクリックして下さい。
今度は、下のような画面に遷移します。

私の場合(私のPCでは)、
既に2箇所でSAVEしているので、
2つ画像が入っていますが、これらの下の
何もないところをクリックすれば、
先程の青い花のシーンが保存されます。

一旦終了し(時間をおいて)ゲームを再開したくなったら、
タイトルページの「つづきから」をクリックすると、
また上の画面が現れますから、
その時に、再開したいシーンを選んでください。

保存できるのは5つまでですが、
上書きできるため、
保存したいけど、6番目が保存できない!
というとき、
例えば一番上の「ヤク」の画像がもう要らなければ、
その画像をクリックすると、
「ヤク」があった場所に、保存したいシーンの
サムネイル画像が表示されます。
(「つづきから」をクリックした時、
表示されています)

最初は、文字に馴染むのも難しいかもしれませんが、
このような機能も使いながら、
遊んでいただければ、嬉しいです。

一人でも多くの方が、
チベット文字に興味を持ちますように!