あるがままに目覚めている

Hugh Max

Mads Max のあとは Hugh Maxだよね…🥰
とHugh Dancy (テレビドラマ版『ハンニバル』のウィル・グレアムね♪)の
作品を見続ける以外は、
仕事と勉強等々に忙殺されているうちに9月が終わり、
『ダウントンアビー/新たなる時代へ』(2022)の上映があって
(HUMAXシネマズだったので、
いやこれほんとHugh Max〜♪)
リアルタイムのヒュー(バーバー監督役😍)を見るなど以外は、
動画制作とVBAの仕事と締め切りのある書きものをしているうちに
10月も終わりに近づき…

今年のノベコレ始まりますけど、
ゲーム、全然作ってません…
今年はもう、動画制作の仕事で気持ちも手一杯です🥺

というわけで、せめて10月のうちに
最近読んだ興味深い本について書いておきます。

アヤワスカなんて知りゃーすか!

いきなり、名古屋弁のダジャレで失礼いたします…😅

実は、元TOCANA編集長の角由紀子さんがゲスト出演した
You Tube 番組『Dave Fromm Channel
(New!!【宇宙人と幽霊】目撃者300人でも未解決のUFO事件-彼らが地球で欲しがるもの-/金持ちになってもかかってはいけない医者1選【ヤバイ帝国 角由紀子】登場!)
で紹介していた「今一番ハマっている」という
『あるがままに酔う』(青井硝子、ビオ・マガジン、2022
(アイキャッチ参照)が気になり、
珍しく脊髄反射的なスピードでウェブ注文していました…
雑誌以外、新刊(10月6日発売)って殆ど買わないのに😀
しかも、作者は
「麻薬成分(ジメチルトリブタミン=DMT)を含む植物の
粉末を”茶”として販売した」

というカドで裁判中という「ヤバイ」かもしれない案件絡みなのに!

なぜ、脊髄反射的だったのか、と言うと
角さんが「今年読んだ本の中でも相当面白い」と太鼓判を押していたのと、
(角さんに対する根拠のない信頼😁)
アヤワスカのブートレグ(海賊版)」
と言う言葉が飛び込んできたので、
思わずこちらも飛び込んだ、と言う感じ。

前者は根拠がないんだからそうとしか言えないけど😅
後者の「アヤワスカ」は実はヒュー出演作
『The Path』(Hulu制作ドラマ、2016-2018)
で登場した「儀式の飲み物」でした。
ドラマを見て以来、ずっと気になっていた謎のもの…

The Path は、「カルト」扱いされる
宗教団体兼ヒッピーコミューンが舞台の作品ですが、
「博士」と呼ばれる教祖的人物と
ペルーのシャーマン、幻覚剤アヤワスカ…
が彼らの宗教体験の核になっていたので、
チベット仏教好きなハリウッドやアメリカなのに
なんでペルー?…と
これもずっと引っ掛かっていました。

カルロス・カスタネダあたりがモデルなのかな、
と漠然と思っていたのだけれど、
ドラッグ・カルチャーや大麻解禁等々の流れの中に
(アメリカが)いた時期が2016年あたりだったようです。
実際、カリフォルニアで嗜好用大麻も合法化されたのが
2016年でした(弁護士法人 東町法律事務所 様のサイト参照)
Hulu、テーマ選択がキレッキレですね〜!

一つお断りしておくと、
青井さんは「危険ドラッグ撲滅運動家」
決して、なんでもかんでもドラッグ推奨者、などではありません。
詳細はご本人の著作でどうぞ!

実は、青井さんの本にも書いてありますが、
本来、脳内物質でもあるDMTを外からももっと取り入れちゃえ!
というのが、ペルーのシャーマン達のアヤワスカであり、
一方、体内分泌をより促し、
松果体を活性化してDMTが脳内に行き渡りやすくしちゃえ!
というのが、仏教の修行法なんですね。

それで、どうやら青井さんは仏教=禅の方が詳しいようで、
「密教修行」と言う言葉も出てくるけれども、
多分、そんなには詳しくないのかな、と言う印象を持ちました。
中沢新一さんとか永沢哲さんの本を読まれたら、
「おおっ!」と思うことがあるに違いない!

それくらい(ドラッグ体験皆無だけれども)、
私も「おおっ!」と思いました。
相当な数のドラッグを体験し、数多の失敗や魔境を経て
「仏教」が安心安全、と青井さんが思われた過程の数々が、
密教で説くようなことばかり。
(ムドラーの話などは
その印を組む仏・菩薩・明王との関わりで考えると
メチャメチャ興味深い!)


本当にね、最重要なことは秘密にしなきゃいけないんです、
悪用したバッタもんは山程出てくるから。

私は『正法念処経』という
上座部仏教(かつては小乗仏教と言いました)と
大乗仏教の架橋的経典を調べたことがあります。
修行ガイドなのですが、
日本の恵心僧都源信の『往生要集』で語られる
地獄の話のネタ本と言った方がわかりやすいのかも知れません。

私が興味を持ったのは、地獄や極楽の描写より
体内の風と蟲について書かれていた章です。
面白いのは、体内を流れる風によって、
例えば頭の上にまで上昇しすぎると消耗して
ひどい場合は亡くなる…だとか
どう考えても誤った修行法しちゃったね、
という例がたくさん載っていました。

つまり、仏教徒も死屍累々…
魔を見た者たちの屍を越え、
それを克明に(経典や論書に記録し)
安全安心のスキルを研ぎ澄ませて現在に至っているわけです。

ということを、
まさかのヒューのドラマからの変化球で知り、
これも仏・菩薩のご加護と
有難い想いに満たされる
天然インドール系(DMTや”幸せホルモン”セロトニン等)が
脳内に大量放出された事象でした。

…でね、
ブッダ(Buddha)の語源解釈には
「眠りから目覚めたもの」という意味もあるんです。
だから、私は
あるがままに目覚めていたいな、と
しみじみゆったり思いました。

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