インド占星術と蠍座

日食生まれのマッツ・ミケルセン

日本製ゲームでも大活躍のマッツ。

・・・というわけで、
マッツ沼航行(病膏肓)中です!

マッツ・ミケルセンが日食生まれだということを、
インド占星術サイトで知りました。
(「アヌラーダー・ナクシャトラの独自解説」)

マルクスも日食生まれだそうですが、マッツもなんです!
(愛と)革命の申し子!

このサイト主のインド占星術師(はやたともみ)さんは、
蠍座のナクシャトラ(蠍座に位置する星々:
ヴィシャーカー、アヌラーダー、ジェーシュター)を調べる過程で、
「mad actor(狂った役者)と検索したら、
Mads Mikkelsen(マッツさんの英語表記)が偶然出てきた」

(「さそり座に対するボヤキ(個人的呟き)」)
ことから、マッツを追ううちにマッツ沼にハマり・・・
というご同輩(\(^o^)/)
私もインド占星術をかじったので、
そんな親近感もあって、お気に入りサイトになりました。

実はマッツ、月・太陽・ケートゥが
アヌラーダーに位置しているのだそうです。
「義理と人情のアヌラーダー」は、
「温和な表向きの顔と抑制された裏の顔」の持ち主で、
まさに、ラスボスのアヌラーダーなんです。

というわけで、
ポーカーフェイスのル・シッフル(『007/カジノロワイヤル』)、
独自の哲学と美的センスのハンニバル・レクター(『ハンニバル』)などを
アヌラーダーの例として挙げているわけですが、
・・・ラスボスといえば、もう
グリンデルバルドでしょう!

アヌラーダーの記事が書かれたのは2021年なので
グリンデルバルドにまでは触れていませんが、
恐らく今は(ファンタビ最新作を見ていたら)
グリンデルバルドってマッツそのもの!
(・・・違うんですけどね)
と思うのじゃないかな?

つまり、
蠍座 アヌラーダーの申し子 マッツ・ミケルセン
なんですよ!

案の定、というか、
はやたさんはさそり座に対するボヤキ(個人的呟き)の中で
蠍座の代表としてマッツを取り上げ、
マッツ作品を数々ご覧になったようですが、
バイオレンスとか、血とか、心理的プレッシャーのオンパレード
で、疲れてしまった、のだとか。

私もこのひと月でかなりマッツ作品を見て、
多くが「バイオレンスとか・・・」なのは
全くその通りだと感じたのですが、
正直なところ「好きじゃないけど、こんなものじゃない?」
という印象で、
バイオレンスとか、血とか、心理的プレッシャーのオンパレード
の部分は、私の中で素通りしていったんですよね。
(まだ『ハンニバル』は見てないから、
見たあと、どう感じるかはわからないけど。
・・・でもまあ、『メンタリスト』はDVD-BOX 全部持ってるし、
似た傾向の作品なのかな、と。
『羊たちの沈黙』『レッド・ドラゴン』も見てるし・・・)

・・・この感覚の違いの理由は多分、
私のラグナ(アセンダント)がアヌラーダーだから、
なのじゃないかと。

私には自前の免疫がある、というか。
わかるけど、ショックを受けるほどには感じない、というか。
そもそも私は武道好きなこともあり、
「バイオレンス」が「格闘」に変換される脳かもしれないのですが。
「血」は「格闘の結果」かな、と。

・・・なんてことを、
ちょっと感じました。

蠍座に縁あるマッツとジュード

驚いたことに、
ダンブルドアのジュード・ロウは、蠍座ラグナだという話がある上、
金星と火星が蠍座でコンジャンクション(合。星の度数が一致もしくは近い)。
金星はジェーシュター、火星はアヌラーダーにあるそうですが、
金星と火星の合の男性は、極めてモテる、と。

で、マッツ。
金星と火星は(射手座で)、やはりコンジャンクション!
(『金星・火星コンジャンクションな男性』)

そうでしょうとも!

これを読んで、
ジュードもマッツも、蠍座に深い縁があるということに驚きました。
だから、マッツのグリンデルバルドと
ジュードのダンブルドアがあんなにも
相性良く感じられて、
アルバスとゲラールの間には、
「愛と革命」(もしくは血と暴力)の
深い絆(もしくは闇)が
香り立ったのだな、と。

で、私のラグナがアヌラーダーだからこそ、
私は二人に(マッツに)
こんなにもハマってしまったんだな、と、
納得がいきました。

『ファンタスティック・ビースト と
ダンブルドアの秘密
なんて、まさしく蠍座に相応しいタイトル!
蠍座に縁あるマッツとジュードならではの、
素晴らしいグリンデルバルドとダンブルドアでした。

結論。
蠍座を知りたければ、
マッツ作品を見よ!

私のマッツ・推し作品

これまでに見た中での作品になりますが、
有名どころでは、2016(アメリカ)の
『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』
さすがのスターウォーズ・シリーズだな、と。

フォースを使える人が一人も出てこないのに、
こんなに面白いのは、本当に素晴らしい。
涙なしには語れない、
マッツ=ゲイレン・アーソ
デス・スターを作った男(の娘)の物語です。

この他、
殆ど語られないけれど、
個人的にかなり推しているのは、次の三作品ーーーーー。

マッツは子供の頃、お兄さん(俳優のラールス・ミケルセン)と
『モンティー・パイソン』を真似て遊んでいたそうですが、
この『モンティー・パイソン』テイストに満ちた
ブラック・コメディーが、
『フレッシュ・デリ』(2003、デンマーク)

誰も『モンティ・パイソン』デンマーク版とは
言ってないんですが、
私にはそうとしか・・・😅
でも、マッツのコメディアンぶりを堪能できる作品として、
蠍座に免疫を持つ「マッツ沼びと」には、
是非、ご覧いただきたい一作。

ホラーですし、
マッツは、若くて痩せてて頭頂まで髪を剃って(禿頭にして)
いますので、ご注意を。
イケおじマッツや、耽美のハンニバルは忘れてください。
そのあたりと真逆の
「子供の頃から嫌われている」(自称)キャラクターです。
でも、ハンニバルの遠因はこれか、と
納得できます。

★ ダンサブルなのに滅茶滅茶ダサい、という
絶妙なボーリングの練習シーンには爆笑します。
マッツの俳優としての幅の広さを堪能できる作品!



心が震えた佳作として、
誰にでも薦めたいのが
残された者 ー北の極地ー(2018、アイスランド)

マッツと雪山と時々ホッキョクグマしか出てこない
(他、人類二名出てくるけどほぼ動かず)
驚異の作品ですが、
これで映画を成立させた製作陣とマッツが
本当に素晴らしい!

北極で遭難したマッツ=エアクルーのオボァガードは
サバイバルできるか・・・という話ですが、
そのサバイバル・スキルの高さに感嘆!

何よりも、とにかく前向きで
自分も遭難してるのに、他の遭難者を励まし続け、
決して諦めない
(ちょっと諦めかける時もあるけど…人間だもの!)
姿勢に感動し続け、号泣しました。

もうね、マグルでもグリフィンドールに入れてあげるべきだ、と。
もしも、ダンブルドアが彼と出会ったら、
恐らく、一生の友として(「血の誓い」なんて不要なほど)
深く信頼しあうだろうと思うくらい、
出来た人です。

こういう人は、どんな状況になろうと、
決してカニバルなんてありませんから!
ハンニバルと真逆の極北ですから!

オボァガードは、
私の大好きなキャラクターです。
ひょっとしたら、マッツのキャラの中で
一番好きかも。

因みに、本作の日本プレミアで、
この作品についてマッツが、
「自分の思う日本の映画のよう」と語っていたのを知り、
なんだか嬉しくなりました。
静かだけれど、深い印象を与えるもの、という感じかな、と。
ハリウッドの派手な賑やかさの対極かもしれません。


ラストでほっこりして、繰り返し見たのが
『アフター・ウェディング』
(2006、デンマーク/スウェーデン)
マッツ演ずるヤコブ・ペーターセンは、
若い頃、インドにハマり、女性にだらしなく
アル中でヤク中になりかけてたクズ男
(・・・よくあるパタン)だったけれど、
今は、孤児院を維持しようと奮闘している「夢追い人」です。
彼の元カノと、元カノとの間にできた娘と
元カノの今の夫とその周りの人々が繰り広げる
悲喜こもごもが語られますが、
ある意味「普通の人」で「子供好き」なマッツを
安心してみられる素敵な作品です。

デンマークの女性監督スサンネ・ビア作品のせいか、
元カノの心の揺れに、かなり共感しました。
インドにハマるような夢追い人に、
ハマる時期もあるし、
でも結局、選ぶのは夢を実現できる人だよね、とか。
決して不倫の話ではないところも、
推す理由です。
マッツ、不倫作品、多すぎて
バイオレンスよりそっちにゲンナリしてたから
😉

マッツ沼を「泥温泉💞に感じたい方は、
上記、三作品を是非どうぞ!

・・・私のこのチョイス自体が、
多分にアヌラーダー的かもしれないけれども
😄

(感謝!13smokによるPixabayからの画像

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