智慧はデータじゃない! その2
リトリート その2
続きです。
その2はミンギュル・リンポチェ。
カギューの教えを実践的なシステムとして
現代的に組み直した若き(1959年以後に生まれた)高僧です。
幼い頃、パニック障害に悩まされたという自らの経験から、
心を扱う、万人にとって入りやすい修行システムを組み上げたという意味では
世界屈指ではないかと私は思います。
ゾクチェンが、マスターによる「導き入れ」という手法で
一挙に「心の本質」を見せようとするのに対し、
カギューの、特にミンギュル・リンポチェは
伝統的な仏教のセオリー通りに下から積み上げた実践を行います・・・
・・・が、
これが素晴らしい!
「カギューは効果が早い(早く現れる)」
というのは、チベット仏教に関わるものたちの「都市伝説」として語られているところですが、
これまでの私は、カギューのマスターたちがみんなマジカルでパワフルだからだろう、
くらいの気持ちでいました。
彼らがなぜ「マジカルでパワフル」に成れたのか
理由なんて考えませんでした。
なんなら、(超常的な)力のある人たちがカギューに集まりがち、くらいの印象。
それが今回、ミンギュル・リンポチェの実践プログラムのはじめの一歩(JO1)に参加し、
初めて理由がわかりました。
彼らには、ひとを心の本質に気づかせる実践方法があったんです!
超常的な能力は、本当は誰でも持っているものですが、
殆どの人は自らの能力を無視して生きています。
つまり、誰も心のゴミ掃除はしないまま、生きているんですね。
カギュー・・・ミンギュル・リンポチェのシステムは
床のゴミを拾いましょうね、から始めて、
まず、このコーナーのゴミを拾いましょう!
と部屋の一つ一つ、様々な道具(サポート)を使って
掃除の仕方を教えてくれるんです。
誰にでもできる掃除です。
怠けたかったら怠けてもいいし、1日1つのゴミ拾いでもいい。
でも、続けましょうね!
という方式。
すると、そのコーナーの一部だけ、
床がちょこっと見えてきたります。
床ですよ!
汚れていない床が見えるんです!
目から鱗が落ちました!
通訳して、丁寧に解説してくださるファシリテーターもいて
(Kさん、ありがとうございます!)
オンライン動画(録画)でも、
週1回の講座×6回、参加者みんなで(みんなが嫌な人は一人でもOK)
ゆっくり進めるシステムになっていました。
まさに、風の時代のマスター、
そして実践プログラムです!
私個人で感動し、カギューの(ミンギュル・リンポチェ)のシステムに驚嘆したのは、
4回目が過ぎた頃、
山手線の中で実践をしていて、
満員電車が次の駅に着いた時、
人の流れに押される中で、
すっと道が開け、空席に続く道が見え、
押される流れのまま空席に導かれた経験がありました。
あとで考えてみると、
これは別に私の前で道が開かれたわけではなく、
(そんなマジカルなことではなく!🤣)
私の好きな武術で言うと「勝ち筋が見えた」というか
竈門炭治郎の「隙の糸」が見えたと言うか(!)
ふっと状況が整理されて
最短の(最も善き)道が「見える」現象が起こったのではないかと。
そして、「整った流れに沿って動いただけ」ではないかと。
武術ではよくあるけれど、
結局、仏教的な実践も同じことなんでしょうね。
(だから武士道と禅が結びつくんだ、とやっと「腑に落ち」ました。)
それこそ1ミリも
私が学んだオーソドックスな仏教の修行から離れていないのに、
少し丁寧に解説し、方向性と表現を変えるだけで、
こんなにわかりやすく入ってくるものかと、
驚嘆した実践でした。
結論。
カギューの教えは世界を変えたりしません。
心のゴミ掃除をすれば、
美しい床が見えて、見える世界が変わるだけです。
結論、続きます。
アイキャッチ画像は「奇跡」🤣の起こった山手線。
この話を参加者の皆さんにも伝えようと、
降り立ったホームで(人の顔を避けて、でも電車に乗ったことがわかるように)
列車の運行掲示板を撮ったところ
あとで確認したら、ミラーナンバーでした!
(エンジェル・ナンバーでもあるかも)
こう言う時って、こう言うことがあるよね!