カランダッシュがチャヤマクロビに変わった件

VBAのツール制作の副賞はギフトセットだった

ありがたいことに、VBAのツール制作の仕事で賞をいただきました。
副賞がギフトセットで、
何をもらおうかとカタログを眺めては
いただいた3月3日頃から、品物選びをのんびりと楽しんでおりました。

ドット絵だけじゃなく、背景に絵を入れてもいいかな、
それとも、ドット絵の原画を描くのもいいな、と
カランダッシュ(Caran d’Ache)の水溶性色鉛筆40色セットを注文する
予定でいたのですが・・・

仕事の方も急遽リモートワークとなるなど、
いよいよ、コロナ対策で私の日常にも変化の波が及んで参りました。

こうなると思うのは、水溶性色鉛筆は平時の幸せを描くものなのだな、ということ。
絵描きではない私には、なおさらそうです。
というわけで、注文品を変更。備蓄仕様になりました。
チャヤ マクロビオティックスのギフトセット(レトルト) です。
それが本日、届きました。
(アイ・キャッチ参照)

・ソイミートソース 140 g
・野菜カレーマイルド 200 g
・野菜カレー 200 g
・豆カレー 200 g
              ーーーーー 各5箱
・豆乳カルボナーラ 150 g
・ミネストローネ 160 g
              ーーーーー 各4箱
・コーンポタージュ 160 g
・玄米ご飯(黒米入り) 160 g
              ーーーーー 各3箱
・玄米ご飯(プレーン) 160 g
              ーーーーー  2箱

ギフトは1万5千円相当だったのでしょうか。
ありがたい量で、素晴らしい副賞です。
本当は、残るものを選びたかったのですが・・・

3月25日夜には、小池都知事の「不要不急の外出自粛」要請
も出て、「首都封鎖」も囁かれる中なので、
花より団子を選んでしまう。
ただ、物より思い出・・・記憶にはくっきり残るものとなりました。

チャヤマクロビの前身は「日影茶屋」

ところで、マクロビオティックとは、
「日本の伝統食を基本に、土地の旬の物を食べることや、
自然の恵みを残さず丸ごといただくなど、
自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方のこと」
(「チャヤマクロビの8つの野菜で旨味ぎっしり野菜カレー」箱の裏書きより)

「肉・卵・乳製品・白砂糖・化学調味料を使わずに、国産有機玄米や野菜、
豆、海藻を使い、美と健康にこだわった料理を提供しています。」
(前掲・裏書き)

以前は、肉・卵・乳製品・・・を使わない料理は、
精進料理を除いて、パンチもなく、あまり美味しいものではなかったのですが、
最近は本当に美味しい。
特にこのチャヤマクロビは、伊勢丹新宿店・日比谷シャンテ店・ロイヤルパークホテル ザ 汐留店・Bojun tomigaya などにレストランを持っていて、
私も伊勢丹新宿店日比谷シャンテ店に行ったことがありますが、
スイーツも含めて、おしゃれで美味しいので、誰にでも勧められます

今日、届いたばかりの「旨味ぎっしり野菜カレー」を
湯煎で5分、してみました。
……レトルトだけど、レトルト特有の舌に残る(パックの素材の?)味もせず、
パンチもあって、美味しいんですよ!
ちゃんとした器に盛れば、お店でそのまま出せるほど美味♪
いや〜素晴らしい♪\(^0^)/

で、このチャヤマクロビですが、前掲の箱の裏書きによると
「チャヤマクロビオテックスは、
江戸時代から伝わる葉山の老舗料亭「日影茶屋」から誕生しました。」

・・・「日影茶屋」といえば、
アナーキスト・大杉栄が、東京日日新聞記者で恋人だった神近市子に刺された、
あの「日影茶屋事件」(大正5年11月8日)
の舞台ではないですか!?!
(事件に関しては、わかりやすい記事の こちら をどうぞ)

創業300年の老舗の歴史には、
さまざまな登場人物が現れる、ということかもしれませんが、
それにしても、そんなお店がヴィーガン(完全菜食主義者)対応OKの
レストラン部門も出すとは!

老舗が老舗であり続けるには、
常に新しい風を呼び入れることも、必要なのかもしれませんね。

それで、ゲーム制作の進捗はどうなのか?

「不要不急の外出自粛」のうえ、「リモートワーク」なので、
土日のイベントはないし、
出勤時間もなくなり、
ゲーム制作に割ける時間が増えています!

・・・ただ、コロナ禍のせいで気持ちは落ち着きません。

高校時代の恩師の受け売りですが、
ペストやスペイン風邪など、パンデミックの後は必ず、
社会に大変革が起こってきたそうです。

コロナ禍も、例外ではないでしょう。
社会構造も、働き方も大きく変わるはずです。

『新型コロナ危機「非常事態が“日常”になったとき人類は何を失うのか」─世界的歴史学者が予測』
という記事では、今後の社会では、皮膚の下の情報で個人を監視する
バイオメトリクス監視技術 の発展を予想し、危惧していました。

・・・SF作家を目指していた頃、書いていた宇宙冒険活劇で、
握手しただけで相手の生体反応を読み取るテロリストを登場させたけれど、
SFじゃなくなる未来がくるかもしれない、ということでしょうか・・・

ついでに言うと、
「遺伝子操作で作られた特定の相手にのみ反応する殺人蝶」も登場しました。
(←なに書いとったん、自分? ^^;;;
 チベット仏教と出会う前です、とエクスキューズを入れておく)

こんな、実現不可能だから勝手に考えることができたダークな青い空想が、
実現してしまう未来が、すぐそこまで来ているかもしれない恐れを抱き始めた
今日この頃です。

ジュール・ヴェルヌは、言いました。
” Tout ce qu’un homme est capable d’imaginer,
d’autres hommes seront capables ”(Wikipedea
(人間が想像できることは、人間が必ず実現できるようになる)
・・・思ったことは、実現すること。
それは、本当なんです。
だからこそ、ダークな妄想ではなく、
皆を利益する空想を抱いていかなくては。

とにかく私は、今日の苗を植えます。
素材制作に励みます!