シャンバラとチョギャム・トゥルンパ
前回、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェの話を書きました。
彼の評価については様々ですが、
少なくとも実際の修行者で彼を謗る人を見たり聞いたりしたことはありません。
というわけで、
どうしても読んでみたくて、古本で(現在、定価の三倍近い値がします😱)購入したのが、
『シャンバラ 勇者の道』(めるくまーる、2001)。
(アイキャッチ参照)
読んでみると、シャンバラのことは直接には殆ど書いてありません。
え”〜〜???
と思ってしまう人も多いかも知れないくらい、
シャンバラの勇者に相応しい者とはどのような振る舞いをし、
生き方をするものなのかが、淡々と、懇切丁寧に書き込まれています。
周りに親切に、人当たりは柔和に・・・と言ったような
特別新しいこともないように思える「勇者像」なので、
きらめく魔法を期待していると、正直「つまらない」と感じてしまうかも知れません。
ところが、
実際、瞑想(止観など)の実践を毎日行っていると、
書き込まれている丁寧すぎるほどの言葉の一つ一つが
実践の際に様々に揺れる心の一つ一つを掬い取っているかのようで
「あ、これは勇者の道(実践修行の道)を歩む人々のためのハンドブックなんだ!」
と気付かされるんです。
だからこそ、この本には多分、リンポチェ独特の素晴らしくオシャレなーーー
(気づいた人はあっと驚く?微笑む?)仕掛けが潜んでいると
言っていいんじゃないかな🎵
読み終わった修行者は気づくはずです。
ああ!シャンバラへの入り口はどこにでもあるし、
それは求めるものでも辿り着くものでもない。
実践する私のその場所が、
すでにシャンバラに通じているのだな、と。
心が深まった修行者にとっては
いまここが本当にシャンバラなのだな、と。
(↑反転文字にしてあります。)
是非、お試しください。
それから、今や私のカギューの師匠であるミンギュル・リンポチェが
4月29日〜5月2日に来日され、リトリートや講演会を開かれます!
詳細は、Tergar Japan(テルガル・ジャパン)でどうぞ!
