遠い国の男の子の親になったらナワール(nahuales)がついてきた件
PLAN:遠い国の女の子の親になる
「遠い国の女の子の親になる」というフレーズに惹かれて
数年前からPLANのサポートをしています。
・・・私の前世は文字が読めなかったのか(読むことを渇望?)、
「様々な文字を読む」「書く」ことが好きでたまらない今世なので
「女の子だから」「貧しいから」という理由で
文字が読めないことに恐ろしく憤りを感じてしまうようです。
というわけで、
3,000円/月で「チャイルド」と呼ばれる「遠い国」の子ども
(PLANが任意で選択し、
写真や氏名、プロフィールなども紹介)の
家族や村ごとサポートするのを、ちょっとだけお手伝いしています。
年に数回、「チャイルド」から手紙が届きますし、
年末には、その子のこの一年の様子と写真が届きます。
これが楽しみ♪
こちらからも、バースデイカードや季節の挨拶を届けます。
コロナ禍前は紙の手紙や
500円以下のプレゼントも届けることができましたが、
今はメールのみ。
ただ、メールで送れる写真やイラストの絵葉書も
PLANで用意してくれているので、適切なものを選択し
文面を考え(PLANで用意してくれた定型あり!)
選択してクリックすれば、相手(の属しているPLAN支部に?)
届く仕組みです。
私はエクアドルの女の子を「チャイルド」にしていますが、
数年前からもう一人加わりました。
PLANが、女の子だけでなく、(少数民族などの)男の子の育つ地域を
支援しようと決めたらしく、
グァテマラの男の子も「チャイルド」になりました。
その子はまだ小さいので、
メールの返信もお母さんやおばさんが書いてくれています。
これまでの殆どは、
その子が大きくなったことや、好きなものの話でしたが、
今回、ちょっと変わっていました。
お母さんからのメールの始まりは、
その子が元気な様子など、いつも通りに書かれていましたが、
途中から・・・(PLANが英訳してくれた内容):
We have “Nawales” they are guides for each person.
・・・”Nawales“???
ナワール???
カルロス・カスタネダの
『呪術師と私-ドン・ファンの教え』(二見書房、1972年)等々のシリーズで有名な
あの「ナワール」???
・・・え? なぜこの話になった???
で、英訳とともについてきた原文を読むと
(以下、読み取れた限りのスペイン語)
Y usta como esta Aca llanos nahuales y son guias Para ca da Persona arma se illo tigre jaguar perros ente otros.
英訳が言う通り(→和訳しました)
「私たちには”ナワール”というガイドが各人にいます。
それは虎や、ジャガーや、とりわけ犬などです。」
と書いてあるようです!(ウェブ上の翻訳サイトによる)
あの「ナワール」ですよ!
PLANの方から宗教の話はするな、と言われている(注意書き)のに、
相手から、こんな文化人類学的(ワクワクな)話題が出るとは?
でも、ほんと、なぜこうなった???
・・・と思ってよく思い出してみると、
そういえば!
私は彼に、姫路城の絵葉書を選んでメールに添えて送っていました。
で、メールには
「これは姫路城と言います。白鷺城の別名もあります。」
と(英語で)書き添えたのですが、
恐らく、スペイン語に翻訳されるときなのか、
あるいはチャイルド君のママが錯覚したのか、
「日本の城は白鷺が守護しているようだ」
と、思ってしまったのではないかと!?
なんとまあ嬉しい誤訳、誤解!
いや、あながち間違いでもないかもしれない!
天守閣には妖姫が住むというし・・・😄(泉鏡花〜♪)
これから少しずつ、
(薄紙を剥がすように!怪しまれぬように!)
マヤのナワールのことを尋ねていきたいと思います。
遠い国の男の子と繋がったら、
思いもよらない興味津々なナワールにまで
ご縁ができました!
何かと楽しみが増えた、春です♪
(感謝! Ray Shrewsberry •によるPixabayからの画像
ジャガー:太陽の夜の化身。ナワールでもある!)