ティラノビルダー はじめの一歩
ゲーム制作の「あ・い・う」
新しいおもちゃに出会った気分ですね、ティラノビルダー(♪≧0≦♪)
もう面白くて!
テキストやイメージのアイコンをドラッグ&ドロップするだけなのは、
前の記事にも書いた通りですが、
シナリオ枠内のどこにでも移動させられるんです。
つまり、前後関係がおかしいと思ったら、
アイコンを望みの場所に動かせばいいだけのこと。
画面遷移も、「ジャンプ」のアイコンをドラッグ&ドロップして、
遷移先を指定するだけ!
・・・Rails で、
コントローラーでルーティグしてビューに対応を書き込んで、遷移先も整えて…
とやっていたのが別世界のよう・・・(ええ、別世界です===333)
慣れないうちは、Rails のルーティングというのは、
本当に煩雑で、私もここが馴染まずモタモタしていました。
それを、ティラノビルダーは、
絵コンテを描くように、シナリオ作成していけます。
頭の中の霧が晴れたようにスッキリ!
ティラノズ・チュートリアル 2
さて、今日もチュートリアルを続けていて気づいたことを、
書きたいと思います。
◼️ 基本的にキャラクターなどの素材は、自分で用意すべし!
例えば、以前に紹介した株式会社KADOKAWAのRPGツクールMVは、
サンプルマップも100種類、
豊富なキャラクターや音楽データが同梱されているため、
自分で素材を作らなくても、ゲーム制作が可能です。
ところが、ティラノビルダーに備え付きなのは、
チュートリアルで使っているキャラクター1人と、
3枚ほどの背景画像でした。
「はじめの半歩」くらいは、それらを使ってシナリオ制作練習ができますが、
画面遷移後の「裏山」に相当する背景画像は、ありません。
2016年頃のウェブ上の記事や掲示板を見ると、
「アセット・ライブラリ」というものがゲーム作成画面の上方にあり、
そこに他の素材もあったようですが(未確認)、
現在(Mac版 1.84c)は、全く見当たりません。
チュートリアルの画像も、現行版と同様に「アセット・ライブラリ」や
「ファイル」といったタブがなくなっているので、
仕様変更があったのかもしれません。
ですから、BGM同様、背景やキャラクター画像などは、自分で作るか、
フリー素材を利用することになります。
1-1.フリー素材
利用可能なサイトをまとめてくださっている
【2019年最新】おすすめの無料(フリー)画像・写真素材サイト6選【商用利用OK】ら 等を
参考にしてみてください。
商用、著作権などで様々な権利問題もあるため、
各サイトの規約等は必ずご確認くださいませ。
私が利用しているのは、本サイトでもお世話になっている Pixabay です。
一部を除いて、商用可、著作権帰属表示なし(出来れば書いてくれると嬉しい、そう)、
加工・改変・配布可で、どの写真も美しいから、本当に感謝しています。
1-2.オリジナル作品
こちらはすぐには用意できませんよね。
いろいろな方法があると思うのですが、
私の場合も、チベットという特殊なテーマを扱うため、殆どは自作するしかない、と
はじめから腹をくくっていました。どうするのかというと、
・・・ドット絵を描くつもりです!
絵を描くのは子供の頃から好きで、
大人になってからも、タンカ(チベット絵画)教室にも通っていたほど。
もう少ししたら、画像のことも書いていこうと思っています。
勿論、音源も!
◼️背景画像は「背景」フォルダに入れるべし
これは私自身の「備忘」です。
Pixabay から裏山らしい写真をダウンロードしたのですが、
間違って、ティラノビルダーの「画像」フォルダに入れてしまったら、
背景にならず、キャラクターにかぶってしまいました・・・。
ティラノビルダーは、恐らく「背景」のアイコン(「背景」のタグ?)に、
背景として機能する効果(最後列に配置、など)が組み込まれているようで、
失敗はしたものの、作られ方がわかって感動しました。
というわけで、背景画像は必ず「背景」に入れてください。
(普通は間違えませんよね・・・私だけだよ・・・)
『TyranoScript ではじめるノベルゲーム制作』到着!
さてさて、今日のお楽しみを。
ネット注文していたシケモクMK(工学社、2016)さんの著作(↑)が、
今日、届きました♪
改訂版が2018年に出ていますが、ページ数が同じだったのと、
スクリプトの基本は変わらないのではないかと思い、古本を購入。
いずれ、「中身が濃い」と言われている『TyranoScript 公式ガイドブック』を
購入しようと思っているので、当面はこの2016年版を読んでいきます。
「タグ」と呼ばれるものが、シケモクMKさん開発のTyranoScriptの特徴ですが、
この「タグ」が、ティラノビルダーでは、
わかりやすいアイコンに図案化されていたようです!
スクリプトは全く同じ(らしい)で、
それをスクリプトとして書くか(ティラノスクリプト)、
さらにコンパクトに図案化されたもの(裏でスクリプトが書かれて動いているの)を
視覚的にドラッグ&ドロップするか(ティラノビルダー)の
違いだけなんですね。
本当に素晴らしい!
・・・「ティラノビルダーは、ティラノスクリプトのGUIラッパー」
(グラフィカル・ユーザー・インターフェース…
つまり、画面に便利ツールを見える形にしてまとめた部品集)
と、言われているのですが、言い得て妙で、実に直感的に扱えるのです。
開発者の発想や、コンパクトにまとめていく思考の流れを感じられると、
感動してしまう♪
ティラノビルダーに慣れてくると、
やはり物足りなくなって、どうしてもスクリプトを加えたくなるようですから、
この本を読んで、
裏で動いているスクリプト(やコマンド=命令)と対比させながら、
ティラノビルダーで遊んでいこうと思います!
・・・素材も作らなくちゃ♪
(画像: 購入した『TyranoScript ではじめるノベルゲーム制作』
帯付き美品だったので嬉しい♪)