Rails Tutorial 第4章 は Ruby の章!
.empty? は「空なの?」
Ruby on Rails Tutorial の第4章は、Ruby について。
そのせいか、第3章と比べると格段に読み易い。
・・・単に私が、Ruby に憧れを抱いているから、だけかもしれませんが。
それとも、文体に慣れてきたのかな?
Ruby on Rails (RoR)は Ruby で作られていますが、
RoRで使うRubyは、Rubyとはちょっと違うものだそうです。
しかし、「Rails 風味」であっても、
Rubyの芳香は漂っています。
プログラミング言語の Ruby のエレガントさというのは、
Excel VBA とは較べものになりませんね。
(・・・較べてはいけないのか?)
私は、Excel VBA が好きです。
だけど、VBAを好きなお酒の芋焼酎に喩えると、
Ruby はまるでギムレットみたい。
ジンにライムを絞っただけの、
(レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』で、主人公の
フィリップ・マーロウは、ジンとライム・ジュース
<銘柄指定だったけど忘れた〜>が半々でなければ、
本物のギムレットじゃない、と断言していますが)
スタイリッシュで、アルコール度数も強い、クールなカクテルです。
どちらも蒸留酒で香りが強い(好悪がある)のは同じですが、
後味の潔さがちょっと違うかな。
Ruby のコードを見たとき、
まあなんでこんなに簡潔に書けるの?と、背中に震えがきたほど。
.empty?
ですって。
true または false という論理値を返すためのメソッド(操作・・・関数・・・指令みたいなもの)だそうですが、
「空なの?」
ってことでしょ?
true・・・空である。
false・・・空ではない。
「から」かどうかを尋ねているんだけれど、
「くう」かどうかを尋ねてもいて、
『般若経』(空性思想を説く代表的な大乗仏教経典・・・
・・・この表現、知らない人にとってのわからなさで言えば、「差分をコミットしてmaster ブランチにマージ」に近いかも)
のテーマを一言で言え、と言われたら
.empty?
なのかな、と。
こんなことにも、いたく感動してしまいました。
仏教の奥義は、結局これだもの。
.empty?
ーーー true
なんと簡潔!
なんと美しい!
Rails が先か Ruby が先か
プログラミング言語がこれほど展開、発展したのも、
英語が世界共通語になったからこそ、なのだな、ということも痛感しました。
これが、格が8つもあるようなサンスクリット語とかラテン語では、
これほど簡潔なコードは書けません。
(・・・それに対応する言語を作ってしまう猛者はいるのかも知れないけど。
余談ついでの連想ですが、サンスクリット語で開発したプログラミング言語でコードを書く猛者が登場するSFなんて、モンティ・パイソンが作りそうな話だわ〜。
無理だけど、あれば見たかった!)
閑話休題。
この章を読んで改めて Ruby が学びたくなりました。
Progate だと、
Ruby I : 1h30m
Ruby II : 1h45m
Ruby III : 1h10m
Ruby IV : 2h
Ruby V : 1h30m
全5レッスン、トータルで約 8h です。
テクノロジア魔法学校の1つの章くらいの分量でしょうか。
なんとかなるかもしれません。
頑張ろう!
(感謝! 画像:Photo by Hessam hojati on Unsplash)