Rails Tutorial 第3章 終了(1巡目)
プログラミングは、まだ若いジャンル
Ruby on Rails Tutorial の第3章を読み終えました。
静的ページの作成にちょっと動的な部分を加える、というあたり。
ものすごく砕けた表現をすれば、
作業(development環境)→テスト→本番(production環境)では、
テストがとても大事、のようです。
テスト=検証は、VBAでも一番力を入れるところなので、
よくわかりました。
こうして第3章まできて、ちょっと思ったのは、
PC自体、一般化したのがここ30年くらいだし、
プログラミング言語なんて、本当に若いジャンルなのだな、ということ。
Tutorial の訳を完成させてくださった方々には、
杉田玄白や前野良沢に対するような敬意と感謝を抱いていますが、
Rails Tutorial の第1章を読んだ時の、最初の感想は、
「学部の頃、仏教学の論文を読んだ時みたいに、
言ってることががわからない」
というものでした。
用語の難しさだけじゃなく、
言い回しも難しいかな。
「差分をコミットしてmasterブランチにマージ」(3.5)となると、
もうホントにわからない・・・。
「摩訶般若波羅蜜多心経」とあんまり変わらない。
和訳しきれない用語があることは、重々承知しています。
だから仏教語も「難しい」と言われながら、
未だに平易な和訳にしきれません。
零れ落ちるものをどうやって掬い取るかに、
翻訳者の誠意と力量が問われてしまう。
その苦労も努力も、十分理解しているつもりですが、
やっぱり、もう少しだけ馴染んだ和訳にしてもらえたら、と
願ってしまいました。
いつか、プログラミング言語が英語くらい一般化したら、
浅倉久志さんの訳でカート・ヴォネガットが読めるのと同じくらい、
プログラミング本も、こなれた楽しい訳で読めるんじゃないかな、と。
用語の理解には、このサイトは本当に役に立ちました。↓ 感謝!
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
DRYで行こう!
耳が痛かったのは、
Rubyの鉄則「DRY(Don’t Repeat Yourself!:繰り返すな!)」
Excel VBA でツールを作っていても、
(みんなよく、マクロを積み上げてるだけみたいに誤解するけど、
変数や関数や数列使ってあれこれコードを書いているのですよ!)
繰り返して冗長なコードになっていることが度々あって、
でも、簡潔にしようと思うと構造自体をいじらねばならず、
しかし締め切りは迫っていて・・・
なんてことが、ままあります。
DRYは胸に刻もう!
(感謝! Steve BuissinneによるPixabayからの画像)
ドライといえば、ドライ・マティーニ。