そんな頃だった。
「ゲームで覚える」とは…? にも書いた、
ベイマックスの瓦割りが『テクノロジア』の課題になったのだ。
そのとき、全く交わることのなかった、
チベット語と「プログラミングでゲーム制作」という異種が、
私の中で融合した。

さて、そうなってくると、行動に移さねばならない。
Webを駆け巡って得た知識によると、
どうやらRubyの方が使い勝手がいいらしい、
ということに気づいた。
特に、Ruby on Rails を知っていれば、
もうなんでもできてしまいそうな印象だった。
(実際できるに違いない。)
私はまだPython に未練があったのだが、
様々な紹介サイトを渡り歩くうちに、
Rubyist が他のプログラム言語使いとは、
はっきりと違うことを発見した。
それは、高効率でも高収入でもない、
「Rubyは美しくて、書くたびに楽しい」
と言い募る人ばかりだったことだ。
……これは洗脳か、はたまた恋か?!

人をこんなに惚れさせる言語なんて、
気になるではないか!
しかも、日本人のまつもとゆきひろさんが開発したものだから、
参考書も最新情報も入手しやすいらしい。

この頃になると私も、
無料〜月1,000円前後で学べるweb上のプログラミング言語学習サービス(Progateとかドットインストールとか、Paizaとか)の存在を知り始めていたが、
テクノロジアで、画像と音声のそもそもの制作から始めなければならないことを知ったあとだったので、
それらで学ぶにしても、どう学んだらいいのか教えてくれるような機関や人が必要だと感じ始めていた。

→→→ ⑤ へ続く